管理会社に依頼した際の管理費用

管理会社へ依頼した時の管理料とは

賃貸できる物件を持っている方に対して、何もしなくても家賃が収入として入ってくるのでうらやましいと思ったことがある方は多いと思います。不動産投資が人気になっているのも少なからずそのようなイメージがあるのではないでしょうか。

実際に楽なイメージをお持ちの方の言葉にちょっと反感を感じたことがあるというオーナーの方はいらっしゃると思います。賃貸物件を維持するためにかかる費用や負担はどのようなものがあるのでしょうか。

管理会社へ依頼する場合と、自主管理する場合で費用や負担は変わってきます。管理会社へ依頼した際に発生する費用として第一に挙げられるのが管理料です。現在の相場は家賃の10%前後のようですが、自主管理では必要のない費用になります。

基本的に管理料は家賃の集金、送金および入居者からの窓口としての役割が管理料内の業務ということが多いです。入居者とのいろいろなやりとりをやってくれるとはいえ10%前後の管理料が妥当なのかどうかは頼んでみないとわからないところです。

頻繁にクレームを入れてくる入居者とのやりとりや多くの修理対応があれば安く感じるかもしれませんし、何の問題もなく退去のときに初めて連絡を入れるというような入居者が多い場合は家賃の集金と送金だけで10%前後の管理料は高い気がしてしまいます。何かあった時のために支払っていると考え、保険料のような感じでとらえておくといいのかもしれません。

管理会社への期待

自主管理で入居者からのクレームや修理の手配などをすべて自ら受けることになると時間も取られますし精神的、肉体的な負担は避けることはできません。家賃を滞納する入居者がいた場合、自主管理で自ら家賃を督促に行くということはなかなか考えるのは難しいものです。

自主管理で時間がかかってしまうことやトラブルになりそうなことを管理会社がやってくれるということが管理会社へお願いする一番の理由でしょう。トラブルになる前に対策するための提案も管理会社へ期待することが出来ます。

管理会社は管理のプロですので、物件をよりよくするための方法もいろいろと持っています。提案されたことを依頼すると費用がかかってしまうでしょうが、提案や見積をもらうまでは管理料に含まれる業務の範囲内です。注意するべき点としては管理会社も商売ですので、オーナーや入居者が得することだけの提案はあまりないと思います。

提案を受けた場合は長い目を持ち、しっかりとプラスになるかどうかを見極める必要はありますね。