区分所有者は必見!毎月の管理手数料を削減するには?

分譲マンションを貸して家賃収入を得たいけれど、賃貸管理会社に依頼すると管理手数料が取られて収入が減ってしまうと躊躇していませんか。
とはいえ、自分で賃貸管理を行うのはノウハウもないし、時間もないから無理と悩んでいる方に管理手数料削減のコツをご紹介します。

■管理コストについてじっくり考えてみよう

東京23区の平均的な分譲マンションの管理手数料は、月額家賃の5〜10%前後となるのが一般的です。
10万円で貸すとすれば、5%で5,000円、10%なら1万円ですので、手取りは9万円にダウンしてしまいます。
年間で考えると12万円もの収入を得られないことになるわけです。
もっとも、自分で管理するノウハウもなく、手間もかけられないから、これくらいを払って委託するのは仕方がないかなと思われるかもしれません。
ですが、ちょっと考えてみてください。
分譲マンションのオーナーは毎月、管理費と修繕積立金を支払っているはずです。
これはマンション管理組合やマンションの管理会社に対して支払うものですが、毎月払っている管理費もエリアやマンションのグレード、部屋の広さにもよりますが、1万円前後から3万円前後は支払っているのではないでしょうか。
これは何に使われているのかといえば、共用エリアの掃除やゴミ捨て場などの管理、共用部の消耗品の交換やエレベーターの点検費用、管理員の報酬などに充てられています。
つまり、入居者の生活にも関わってくる共用エリアについては、分譲マンションの管理会社が管理してくれ、賃貸をしてもこれに変わりはありません。
となると、賃貸管理会社が行うことはなんでしょうか。
入居者からの問い合わせやクレーム対応、住戸内の設備が故障した際の修繕対応などと、毎月の家賃の収受と振込ということになります。
この点、設備の故障に対応することやクレームの発生が毎月のように起こるとは考えにくいです。
多くの場合は平穏無事に過ぎ、年に1回、2回程度の対応で済んでしまうでしょう。
つまり、賃貸管理会社に支払う管理手数料のメイン業務は、毎月の賃料の収受程度に限られてきます。
これに月額家賃の5〜10%前後を支払うのは、ちょっと払い過ぎではないでしょうか。

■賃貸管理費が無料の管理会社もある

分譲マンションにおける管理のロジックを踏まえ、毎月の管理手数料が無料の賃貸管理会社が登場しています。
当サイトもこの賃貸管理費が無料というサービスを提供しています。
マンション1棟を貸すとか、アパートを丸ごと貸す場合なら、建物や共用エリアの管理も必要になるため、管理手数料を支払う必要も生じます。
ですが、区分所有のマンション1戸を貸すという場合、建物や共用エリアの清掃や巡回などは、マンション管理組合やマンション管理会社が行うため、賃貸管理会社が行う必要がありません。
何の手間もかからないので、管理手数料を無料にできるのです。
オーナーとしては管理手数料削減により、設定した家賃収入を丸まる得ることができるメリットが生まれます。

■賃貸管理費が無料でもサービスは万全なの?

とはいえ、ゼロ円賃貸管理で管理手数料が無料というと、賃貸管理会社はどうやって収入を得るのだと疑問に思うはずです。
いざ、入居者がクレームを言ったときや住戸内の設備が故障したときの対応はどうなるのか不安になりませんか。
ゼロ円賃貸管理では毎月の管理手数料を取らない代わりに、入居者の募集を一手に引き受けます。
この際、入居者募集のために出す広告費の1ヶ月分をオーナーから、手数料として受け取ります。
また、オーナーと専属媒介契約を結んで入居者を見つけ、賃貸契約が成立すると、入居者から仲介手数料を得ることで、その後の賃貸管理の原資に充てるため、管理手数料を無料にできるのです。
毎月の管理費が無料でも十分なサービスが提供できるため安心してお任せください。