【世田谷区の賃貸経営】下北沢・明大前エリアの特徴や家賃相場

世田谷区の東北部にある北沢エリアに属しているのが、下北沢エリア・明大エリアです。
サブカルの街として知られる下北沢を中心として繁華街や学生の街が広がっていることで非常に学生から人気のエリアです。
今回はこの下北沢エリアと明大前エリアの特徴や家賃相場についてご紹介しますので、賃貸経営のご参考になさってください。

■下北沢エリアについて

下北沢駅は、小田急小田原線、京王井の頭線の2本が通っており、新宿にも渋谷にも吉祥寺にも乗り換えなしでアクセスできるので、お出かけにも通勤・通学にも大変便利な立地となっています。
実際に渋谷まではわずか4分、新宿までは11分でアクセス可能です。
下北沢はあらゆるジャンルが集結された街であり、特に古着屋が豊富なことから若者から大変人気を呼んでおり、通称「シモキタ」の名で親しまれているスポットです。
古着や演劇、アートなどといったサブカルチャーで有名で、下北沢一番街商店街では店のシャッターをカラフルに描いている店が軒を連ねており、まさにシャッターギャラリーとして個性的なシャッターアートを楽しむことができるようになっています。
大型スーパーや雑貨屋やカフェ、レストランがあったり、美容院、家具店、電気屋、劇場もあったりなど娯楽や買い物など充実した時間を過ごすことができるのです。
まず下北沢にいれば部屋のものを一式揃えることができる環境にあります。
飲食店も居酒屋やチェーン店など豊富ですので外食に頼られている方は、外食に困るようなこともないでしょう。
24時間営業のスーパーもあるので惣菜を買って帰ることもできるので単身者の方に大変おすすめです。
恵比寿や自由が丘のような品の良さやおしゃれとはかけ離れており、道は狭いところが多くゴミゴミした印象を与えるカジュアルな街と言えるでしょう。
駅周辺には多数の商店街があり、非常に活気づいているので賑やかな印象です。
しかし少し離れるとすぐそこは閑静な住宅街が広がり、賑やかなイメージだけでなく路地を入ると落ち着いた街として住みやすさも良好です。
賃貸物件は若者に人気の街というだけあり、単身者向けの物件が豊富にあり、反対にファミリー向けの物件は少なくなっており、あまりニーズは見込めないでしょう。
駅前に関しては治安面もあまり良くないので女性の一人暮らしやファミリーにはあまりおすすめできませんが、住宅街を入ると落ち着いた環境があるので安心して暮らすことができます。

■明大前エリアについて

明大前はまさにその名の通り明治大学があることから、日夜問わず学生が非常の多い街です。
大学を過ぎたあたりからは閑静な住宅街が広がり戸建て住宅のみならず、単身者向け・ファミリー向けの物件が豊富に揃っていますので、住宅街の治安面は優れてファミリー世帯からも注目を集めています。
明大前駅は京王線と井の頭線が通っているため、乗り換えなしで新宿までわずか5分、渋谷駅まで7分、下北沢までも2分ほどでアクセス可能でお出かけや通勤も便利です。
交通の便が良く家賃がリーズナブルなために、学生や若者といった単身者世帯が多く住んでいます。
大型スーパーはありませんが24時間営業のスーパーがあるため、帰宅時間が遅い方にとっても買い物しやすい環境です。
駅前のシンボルにもなっているショッピングモール・フレンテ明大前はスーパーや書店、レストラン、スイーツ店、フィットネスクラブなどが入っており暮らしを豊かにできるスポットとなっています。
学生の街だということもあり、学生向けの飲食店が多く目立っており、リーズナブルな価格でありながらボリュームある外食を楽しめるのが魅力です。

■家賃相場について

下北沢エリアの家賃相場は、1Rで8.3万円、1DKで9.7万円、1LDKで16.3万円、2Kで10.6万円、2DKで12.7万円、2LDKで21.2万円、3Kで12.1万円、3DKで20.5万円、3LDKで28.4万円、4DKで20万円、4LDKで38.4万円、5K以上で23.8万円となっています。
下北沢は都心部へのアクセスが非常に高いことなどあらゆる面で利便性が優れており人気が高いことから、家賃相場も比較的高めであるのが特徴です。
1Rや1Kを中心とした単身者向けの物件が豊富にあり、ニーズも高いためにセキュリティの高い物件であれば、そこそこ相場よりも高めの設定しても借り手がつきやすくなっています。
明大前エリアの家賃相場は、1Rで7.1万円、1Kで8万円、1DKで9.2万円、1LDKで14.1万円、2Kで9万円、2DKで11.1万円、2LDKで16.5万円、3DKで14.6万円、3LDKで24.5万円、4LDKで22.1万円、5K以上で22.4万円です。
明大を中心とした学生の利用者が多く人気が集中していることもあり1Rや1Kの物件が若干高めの相場となっています。
そのため、相場より高めであっても借り手がつきやすくなっており、賃貸管理される際は、単身者向けの物件は特に高めにしておくと利益を多少上げられるでしょう。