ペット飼育可物件にするメリットとは
空室対策として、ほかの物件と差をつけるためにペット飼育可にすることを考えるオーナーの方はいらっしゃいます。ペット飼育可にすると、「ペットを飼いたいけれど、賃貸マンションに住むならあきらめなければならない」と考えている方のニーズに答えることができます。
オーナー所有物件のある地域にペット可能物件が少なければ、より高い確率でペット飼育可物件を選んでいただくことができるでしょう。ペット飼育可物件にすることには以上のようなメリットがありますが、デメリットも考慮する必要があります。
動物によってはアレルギーがある方もいるので、ペット飼育可物件だからこそ避ける方が発生する可能性もあるということです。また、最初からペット飼育可物件であるのと、途中からペット飼育可物件に変更するのとで、リスクが変わってきます。
最初からペット飼育可物件であると謳っている場合は、入居者の方々の理解を得ることが容易ですが、途中から変更するとなるとペットに対して良い感情を持たれていない方がいる場合にトラブルのもとになります。
ペット飼育可物件のメリットを生かしたい場合は、賃貸物件を最初からペット飼育可物件にすると決めておくと良いでしょう。
途中でペット飼育可にするのはアリ?
「リノベーションを前提に低価格で物件を手に入れたけれど、どんなふうにリノベーションをすると空室対策になるのか悩んでしまう」という方、一風変わった大胆なアレンジを加えてみてはいかがでしょうか。
低価格で手に入れた物件のなかには、築年数がわからないこともあるかもしれません。そのくらい、いつからあるのかわからないような物件をそのまま貸し出すことは、まず難しいでしょう。
例えば土間がある家だとしたら、土間をどのようにリノベーションするか悩みどころですよね。これを、いっそのことバイクガレージにしてみてはいかがでしょう。
バイクが好きな方にとって、一軒家にバイクガレージがすでについている状態で貸出してもらえるのはありがたいことです。あえてバイク好きの入居者のニーズに応えると、入居者の狙いを絞ってリノベーションをするのも良いかもしれません。
特徴のある家の場合、その特徴に強いメリットを感じる方にとって入居の決め手となりやすいです。
自分ではなかなかリノベーションを思いつかないというオーナーの方は、リノベーションのプロに相談しながら、入居者の方に喜ばれる家づくりをしてみると楽しいかもしれませんね。