世田谷区は、東京都内の中では比較的治安が良く、暮らしやすい街として昔から人気があります。
ファミリー向けから高級住宅が多い街まで、さまざまな住宅街もありますので、東京都内で賃貸経営・賃貸管理、マンション投資などをお考えの方は、世田谷区に注目してみてはいかがでしょうか?
本記事では、世田谷の人気の街の中から「桜新町」、「用賀」、「二子玉川」の3つのエリアに絞って、それぞれ街の特徴、家賃相場などをご紹介いたします。
■賃貸経営や賃貸管理希望者の要注目の街!世田谷区の特徴
世田谷区は、東京23区の南西側、杉並区、渋谷区、目黒区などと隣り合った場所にあります。
また、神奈川県川崎市とも隣接しており、横浜方面へもアクセスしやすいエリアです。
現在の人口は約94万人、面積は58.05平方キロメートルとなっています。
東京都内で一番人口が多く、23区内では2番目の広さとなっているのが、世田谷区の特徴です。
・桜新町エリアの特徴
桜新町といったら、国民的人気漫画の「サザエさん」をイメージされる方も多いことでしょう。
桜新町は、サザエさんの作者「長谷川町子さん」が住んでいた街として知られており、街中にはサザエさん一家の銅像、サザエさん通り、長谷川町子美術館、公式カフェなどサザエさんにまつわるものがたくさんあります。
最寄り駅は、東急田園都市線の桜新町駅です。
桜新町駅周辺には桜新町商店街やスーパーなど揃っており、お買い物に困らない環境です。
桜新町駅から少し離れると落ち着いた住宅街が広がり、ファミリー層が多く住んでいます。
・用賀の家賃の特徴
用賀は、庶民的な雰囲気の街です。
昔は、大山街道の宿場町として栄えていました。
最寄り駅は、東急田園都市線の用賀駅です。
用賀駅の周辺には、大型スーパー、コンビニエンスストア、家電量販店などがあり買い物環境が充実しています。
治安が良く、砧公園や上用賀公園などのびのび遊べる場所もあることから、用賀にはファミリー層が多く住んでいます。
近隣には、大学や高校などもあることから、学生も多いエリアです。
・二子玉川エリアの特徴
二子玉川は、「ニコタマ」と省略して呼ばれている街です。
街中には、おしゃれなショップ、高級マンションが立ち並んでおり、ハイセンスな雰囲気が漂っています。
最寄り駅は、東急田園都市線の二子玉川駅です。
駅周辺には、ブランドショップやカフェが入居するショッピングモールがあります。
やや物価が高いことから、二子玉川駅周辺は、経済的にゆとりのある人たちの間が多く住んでいます。
また、二子玉川駅の近くには多摩川や野川が流れており、自然環境が豊かなことから、子育て世代たちの間でも人気です。
■賃貸経営や賃貸管理を行う前に把握しておきたい世田谷区の家賃相場
不動産情報サイト アットホームの情報によると、世田谷全体の家賃相場は10.14万円」となっています。
桜新町、用賀、二子玉川の各エリアの家賃相場については、以下の通りです。
・桜新町エリアの家賃相場
桜新町駅周辺の家賃相場は、全体で10.94万円です。
1R~1Kが8.23万円、1DK~2DKが12.71万円、2LDK~3DKが18.18万円、3LDK~4DKが23.43万円となっています。
超高級というほどではありませんが、桜新町はやや家賃が高めの物件が多い傾向です。
・用賀の家賃相場
用賀駅周辺の家賃相場は、全体で11.36万円です。
1R~1Kが7.94万円、1DK~2DKが11.95万円、2LDK~3DKが17.72万円、3LDK~4DKが25.75万円となっています。
世田谷区の中では、単身者向けのマンションに関しては、比較的手頃な家賃の物件が多いのが用賀エリアの特徴です。
・二子玉川エリアの家賃相場
二子玉川駅周辺の家賃相場は、全体で10.71万円です。
1R~1Kが7.29万円、1DK~2DKが11.06万円、2LDK~3DKが16.73万円、3LDK~4DKが21.3万円となっています。
おしゃれで高級なイメージのある二子玉川ですが、賃貸物件に関してはお手頃な物件も多いです。
■世田谷区は賃貸経営・賃貸管理に向いている?
以上、世田谷区の新町、用賀、二子玉川の各エリアの特徴、家賃相場についてご紹介いたしました。
東京都内で人口が最も多い世田谷区は、賃貸物件の需要も多いので、賃貸経営や賃貸管理におすすめのエリアと言えます。
また、都内の中では、家賃相場が比較的高くなっていますので、賃貸経営や賃貸管理者にとっては、より多くの収入が得られやすいという魅力もあるのです。
さらに、都内で2番目の広さの世田谷区は、物件候補地も探しやすいというメリットもあります。
高級分譲マンションや高級戸建て住宅など、ハイリターンの不動産投資を狙いたいのであれば、セレブ層たちに人気のある二子玉川エリアを狙ってみてはいかがでしょう?