【新宿区の賃貸経営】落合エリアの特徴や家賃相場

新宿区にある落合エリアは、特に繁華街と言えるような場所もなく比較的静かで落ち着いた町です。
住宅地が多いエリアであり、高級住宅街があることでも知られています。
そんな落合エリアの特徴、そして家賃相場をご紹介していますので、ぜひ賃貸管理の際にご参考になさってください。

■落合エリアの特徴

落合エリアは、新宿区にあるエリアの一つです。
学生の多い高田馬場と東西線のサブカルチャータウンである中野の間にあります。
繁華街は特にありませんが、新宿区の中でも落合は閑静なベッドタウンとしても人気であり、さらに交通の便が良い場所であるために家賃相場は高めであると言われているのです。
下落合2丁目、3丁目には高級住宅街と呼ばれる場所があり、閑静な住宅街の雰囲気を醸し出しています。
落合駅周辺も駅南側にスーパーが点在しており深夜営業しているスーパーも多いため、単身のビジネスマンにとっても便利な買い物環境が整っています。
一方の駅北側はどちらかというと飲食店が集まっているので、外食派の方におすすめのエリアです。
ただし、飲食店は落合駅周辺には少なめですので、落ち着いた雰囲気のあるエリアと言えるでしょう。
中野駅へも徒歩圏内ですので、中野ブロードウェイやサンモール商店街などで買い物もできますし、新宿駅まで行けば家電製品なども揃えることができます。
新宿区は中国や韓国、タイ、ミャンマー、ネパールといった外国人が多く居住されている国際色もある町として知られていますが、住みやすさでいうと下落合が人気の街となっています。
下落合は緑も豊かで道路もわりに広めに整備されており、歩道の幅が非常に広いために歩行者も安心して通れるという交通整備が大変優れた環境です。
比較的下落合は治安の良い場所で、近くに新目白通りがあるために夜間でも交通量が割りに多いことから夜間の視認性が高いので、夜の一人歩きも不安になることがありません。
また、落合南長崎駅周辺も住みやすい人気エリアとなっています。
駅周辺にスーパーやコンビニ、ドラッグストアも充実しているので買い物にも便利な立地です。
駅直結のショッピングモールもあるほどです。

■落合エリアに住む人の特徴

落合エリアの中でも落合駅周辺は、学校が集中していることもあり、ファミリー世帯が居住する戸建て住宅が集まる住宅街となっています。
ただし一人暮らし向けのアパートも点在しているため、単身の方も多いです。
また駅の東側には広大な落合中央公園があり、周辺住民の憩いの場となっています。
子ども向けの遊具も充実し、サッカーなどを楽しめる広場もありますのでファミリー層が多く訪れる場所です。
実際に公園周辺には単身向け、ファミリー層向けのマンションも多く建ち並んでおり、ファミリー層が多く住んでいます。

■落合エリアの交通面

落合エリアの中心落合駅をメインにご紹介していきます。
まず、落合駅は東京メトロ東西線が乗り入れており都内の主要駅へのアクセスも良好です。
いずれも乗り換えが1回必要ですが、新宿駅や池袋駅まで11分、渋谷駅まで18分、東京駅まで25分、品川駅まで31分でアクセス可能です。
また、徒歩10分圏内に総武線の東中野駅、西武新宿線の中井駅があることから交通アクセスの利便性は高めであると言えます。
落合駅周辺には早稲田通りや小滝橋通りが通っているために車での移動も大変便利です。
つまり、落合エリアは都心にアクセスしやすく、落ち着いた場所で暮らしたいという方におすすめの街となっています。

■落合エリアの治安は?

新宿に近いというと治安が悪いというイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に繁華街と言える場所がない街であるため、比較的治安の良い場所ですので安心して住むことができます。
落合駅周辺神田川沿いの道は街灯はあるものの少々暗い印象があります。
下落合は大通りも近いために夜間も明るめですし、パトカーなども通るので一人暮らしの女性にもおすすめの場所です。

■落合エリアの家賃相場

新宿区の中では落合エリアは家賃相場が低めのエリアではあるものの、都内全体で見ると家賃は高めになっています。
これは既述の通り、交通の便が比較的良いエリアであるため、都内でも高めに設定されていると考えられています。
区の中では家賃が低めであるために閑静な場所に暮らしながら、都心部への通勤をする方が住むベッドタウンとしても人気です。
落合駅周辺の家賃相場は、ワンルームで7万円、1Kで8.1万円、1DKで9.2万円、1LDKで14.1万円、2DKで10.45万円、2LDKで17.75万円、3LDKで18.8万円ほどです。
同じ新宿区に比べても西新宿駅や新宿三丁目駅等に比べると低めの設定ですので、これらの駅周辺よりは低い家賃で調整をしていかないと、空室ができる可能性もあります。
賃貸経営にあたり、空室が一つでもできることは大きな損失です。
安定した収益が見込めるように、この辺りのエリアは家賃の平均相場に近い料金で設定されることをおすすめします。