民泊とは
デイリーマンション、ウィークリーマンション、マンスリーマンションという言葉は以前から良く聞かれましたが、最近は民泊という言葉を良く聞くようになりました。
デイリーやマンスリー、ウィークリーマンションも空室対策になると考えられていましたが、民泊を空室対策として考えている家主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。デイリー、ウィークリー、マンスリーマンションと民泊は何が違うのでしょうか。
デイリー、ウィークリー、マンスリーマンションは家主さんが直接経営ということではなく、一度不動産会社が家主さんから借り上げた後、その部屋を利用して短期で貸し出すことがほとんどで、不動産会社が経営していることが多いです。デイリーマンションは、旅館業法や旅行業法の旅行に関する法律に沿う必要があり、ウィークリーやマンスリーマンションは宅建業法や借地借家法など不動産業に必要な法律に沿って運営されます。
利用者としてはデイリーマンションとウィークリー、マンスリーマンションは同じ要領で申し込み、利用することが出来ますが、適応する法律が違うので不動産会社としてはどちらの法律にも対応させているということになります。
デイリーマンションは業者が行っている民泊という感じになります。一方、民泊は家主さんが直接自分でやられていることが多いものです。
ウィークリーマンション
民泊は以前、比較的気軽に考えられていて厳密に旅行業法や旅館業法の基でチェックを受けるということがなかったことや、外国の方の利用が多いこともあり、トラブルが多く発生してしまっていました。そのため、2018年に民泊に関する民泊新法が施行され制限や必要事項が増え、届け出や報告などの義務もしっかりと定められました。
実際、安全のために設備投資が必要や、年間の稼働日数に制限があるなど以前よりも民泊を始めるにあたってのハードルが高くなっていて、空室対策として簡単に始めることが出来るということではないようです。
ですが法整備がされたということは、民泊の需要が高くなっているということだとも言えます。民泊として貸すことは通常の賃貸契約で貸す場合より準備も必要ですし手間はあきらかに掛かります。民泊が人気なのはホテルよりも安いということが第一なので、料金設定もあまり高くはできません。
ですが諸条件によっては空室対策となり利益を上げることができる可能性はもちろんあります。
民泊を考えられている方は、サポートをお願する業者や登録するサイトを選ばれると思いますが、良い言葉に惑わされないようにしっかりと自分で情報を収集することも必要です。
