家賃外収入

家賃収入を上げるのは難しい


空室が出ると家賃収入は下がる、築年数が進むにつれて家賃の金額が下がり収入が減る。設備を良くしても期待するほど家賃を上げることが出来なかったなど、賃貸経営の場合、収入が下がることは簡単に予想しますが、満室時の家賃額以上に上がることは予想が難しいものです。
家賃収入だけで十分だという家主さんも空室が増えてきてしまうとどうでしょうか。
賃貸経営も家賃以外で収入を得ることはできるともっと経営が楽になるということもあるかもしれませんし、空室がここまで問題視されなくなるかもしれません。
何か収入を得る方法はないのでしょうか。例として投資額も必要なく、ちょっとした面積があれば可能なのが飲料などの自動販売機です。
大きな金額の収益は見込めませんが、販売本数に応じた手数料を得ることが出来ます。
自販機の設置に関しては、入居者は便利だと思いますが空き缶やペットボトルゴミの問題が出てくることがあります。

家賃以外での収入を得る方法


投資額がかなり大きなものだと、太陽光パネルを設置して電気を売るという方法です。
現在は国からの補助金が終了し、少し落ち着きを見せている太陽光パネルですが、以前よりは設置費用も安くなっていますし、以前とは違う形の補助金もまだあります。
賃貸物件の屋上など、条件が整っていて長い目で考えることができる余裕のある方は検討してはいかがでしょうか。
設置ということでは場所の良いところ限定になりますが、看板の設置で手数料を受け取っている方がいらっしゃいます。
建物に付ける形や、空いている敷地に立てるものなど形は様々ですが、広告代理店などから案件が入ってくる場合があります。
店舗用物件が空いてしまったという方でコインランドリーをされるということもあります。
1階が店舗で上の階に賃貸住居という物件の場合、1階にコインランドリーがあると入居者の方は便利だと思います。
他に、駐車場の空きスペースが多くなってしまったため、一部分の数台だけコインパーキングにしたということもよくある例です。
コインパーキングは住宅地でも商業地でも比較的いろいろな場所で展開できるもののようです。このように家賃外で収入を得る方法がないわけではありませんが、条件次第ということになってしまうのが現実です。
景気の低迷によって件数が少なくなっているのかもしれませんが、広告代理店が看板を設置できる場所を探したり、コインパーキングの運営会社が場所を探したりして管理会社を訪ねることや、紹介を依頼することはあると思いますので、気になる家主さんは管理会社に聞いてみて下さい。