マンション経営において、オーナーにとっての一番の悩みごとは、空室対策でしょう。
空室が多くなると、その分だけ家賃収入が少なくなってしまいます。
空室を減らすための方法はいろいろとありますが、おすすめなのはインターネット設備の導入です。
比較的少ない投資で、高い効果が期待できるネット環境の整備についてご紹介します。
■インターネット設備が備わっている物件は人気が高い
近年は、スマートフォンの普及率が高まり、多くの方がインターネットを利用しています。
そのため、無線LANなどの無料で使えるインターネット設備を必要としている人の数も多いのです。
実際に、インターネット設備が整っているマンションやアパートなどの物件は、人気が高い傾向にあります。
入居者が見つからなくて困っているのであれば、インターネット設備の導入を検討してみてはいかがでしょうか？
■リフォームや家賃の値下げを行うよりも効果が見込める場合もある
トイレやバスルームやキッチン設備の交換といった大掛かりなリフォーム工事は、費用も高額になってしまいがちで、気軽に行うのは難しいこともあるでしょう。
リフォーム工事は時間もかかってしまうので、その間は家賃収入が見込めなくなってしまう問題もあります。
かといって、家賃を値下げすることは、家賃収入が減ってしまうので、あまりおすすめできません。
仮にリフォーム工事や家賃を下げても、入居者が見つからなかったときには、より大きな損失となってしまいかねません。
無線LANなどのインターネット設備の導入であれば、リフォーム工事よりも安い費用で行うことが可能で、工事も短期間で終えられます。
■インターネット利用率が高い若者やビジネスマンが多いエリアは特に有効
インターネット設備の導入で、高い効果が得られやすいのは、若い人やビジネスマンが多いエリアです。
最近の若い人は、テレビをあまり観ることなく、インターネットで動画や映画を観たり、音楽を聴いたりするほうが多いともいわれています。
若い人にとって、無線LANは必須のアイテムとなっているのです。
近くに大学や専門学校などがあるといった、学生、若者が多いエリアであれば、インターネットの設備を目当てに入居者が増える可能性が高まります。
また、会社員も仕事でインターネットの利用はいまや必須ですので、単身者やファミリー層といった属性に関係なく、インターネット設備の導入は大きな効果が得られる可能性があります。
