【台東区の賃貸経営】浅草エリアの特徴や家賃相場

賃貸経営を検討しているとき、台東区の浅草エリアはどんな街なのか、賃貸需要はあるのか、気になるものです。
投資価値があるか検討するために浅草エリアの特徴や家賃相場を見ていきましょう。

■台東区の賃貸経営・賃貸管理を目指したい!浅草エリアはどんな街?

浅草といえば、国内外から観光客が訪れる人気の観光スポットです。
日本情緒が楽しめる観光スポットとして海外からの観光客が必ず足を運ぶスポットであるほか、日本人のバスツアーや修学旅行など団体客も少なくありません。
浅草を訪れたら必ず足を運ぶシンボル的な存在が浅草寺です。
632年創建の都内最古の寺と言われており、連日の観光客に加え、初詣の参拝客数は全国トップ10に入ります。
浅草寺を中心に三社祭などの有名な祭りをはじめ、ほおずき市や羽子板市など季節の行事も開催されています。
浅草寺の入り口にある雷門から境内へと続く仲見世通りも大人気で、名物のお菓子である雷おこしをはじめ、土産物店や甘味店、伝統工芸品や民芸品などを販売する店などが建ち並んでおり、観光客のショッピングスポットとして人気です。
仲見世通りは江戸時代から続く日本で最も古い歴史ある商店街です。
仲見世通りから出ると観光客に人気の人力車が走る姿が見られるほか、すき焼きや天ぷら、寿司、どじょう鍋や柳川鍋のお店など、こちらも江戸時代から続く伝統的な和食店のお店がひしめいています。
落語や漫才、手品などの芸が楽しめる浅草演芸ホールや日本で最初にできた遊園地である浅草花やしきなど、伝統あるエンターテインメント施設に加え、禁煙では隅田川を挟んだ対岸に東京スカイツリーがそびえ、東京スカイツリーと雷門の新旧のコントラストが楽しめるスポットとしても人気を集めています。

■台東区の賃貸経営・賃貸管理で抑えておきたい!浅草エリアではどんな人が部屋を借りる?

浅草エリアは古くより続く戸建て住宅などで形成される下町風情漂う街並みが今も残されています。
庶民的ながらも静かな住宅街を歩くと、三味線の音色が聞こえてくるなど、江戸情緒が残っているのも魅力です。
浅草エリアは伝統ある商店や老舗の飲食店を構える人や江戸時代から受け継がれてきた伝統工芸の職人、伝統芸能に携わる人やお師匠さんなどが古くから暮らす下町でもありますが、新しくやってくる人にも門戸を開く暮らしやすい街です。
庶民的な商店街やスーパー、コンビニなども揃っており、近年は、スカイツリーが見え、人気の観光地と下町風情が融合した魅力ある街に暮らせるとしてマンション建設も進んでいます。
浅草駅は観光スポットであるともに、東京メトロ銀座線や都営浅草線、東武伊勢崎線の東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスも走っており、浅草を拠点に通勤や通学もしやすい場所です。
そのため、浅草エリアの飲食店や土産物店などで働く一人暮らしの人をはじめ、浅草駅を通る路線で通勤や通学がしやすい社会人や共働きのディンクス世帯、ファミリー層にも賃貸需要があります。
観光スポットに加え、すぐそばを隅田川が流れており、リバーサイドをウォーキングできるなど日常的に暮らすうえでもリフレッシュできる場所があるのも魅力です。
夏には全国的に名を馳せ、例年、テレビ中継も行われる隅田川の花火大会が開催され、浅草エリアからも楽しむことができます。
花火大会が部屋から眺められる物件を探す方も多く、賃貸管理会社でも、花火大会が見える物件をウリにして宣伝しているケースもあるほどです。
賃貸物件として一人暮らし向けのワンルームに加えて、ディンクスやファミリーで暮らせる2LDKや3LDKといった分譲マンションを貸している賃貸経営者も少なくありません。
投資物件として購入した方は地方在住の方も多いため、賃貸管理は東京の不動産会社に任せきりというケースが多いです。

■台東区の賃貸経営・賃貸管理で気になる!浅草エリアの家賃相場は?

浅草エリアは日本でも有名なスポットであり、国内外から多くの観光客が集まる人気スポットであるだけに家賃が高いのではと思われがちです。
もっとも、東京の中の位置づけとしては都心からややずれた場所にあり、観光客が集まる浅草寺を拠点にした中心部を除けば、昔から変わらない低層住宅の住宅街など下町風情が残されています。
近年こそ、東京スカイツリーの誕生で若い世代や新しい人からの注目を集め、中層マンションの建設も進んでいますが、台東区のほかのエリアや浅草駅がある沿線のほかの駅に比べても、比較的家賃は低めです。
浅草エリアの賃貸物件全体の平均相場としては、11万円ほどです。
次に間取りに応じた家賃相場をそれぞれ見ていきましょう。
1R~1Kで8万円~9万円ほど、1DK~2DKで12万円~13万円程度、2LDK~3DKで17万円前後、3LDK~4DKで23万円~24万円ほどで貸すことが可能です。
駅からの距離や観光スポットへの近さ、住まいからスカイツリーが見えるかなどによって、家賃設定は異なっています。