あなたにも起こりうる!本当にあった賃貸トラブル3選

本当にあった賃貸トラブルとその対策を知っておくことが重要


賃貸物件では、さまざまなトラブルが発生します。不動産オーナーには、トラブルを未然に防ぐこと、万が一トラブルが起きた際に迅速に対応できることも求められます。
中でも特に発生頻度が高く、賃貸暮らしをするにあたっては、自分の身にも容易に起こるかもしれない本当にあった賃貸トラブルを3選ピックアップし、その対策についてまとめました。

【本当にあった賃貸トラブルその1】
騒音トラブル


賃貸物件で起こるトラブルで最も多いと言っても過言ではないのが、騒音トラブルです。これは、必ずと言っていいほど起こるものだと考えておいた方がいいでしょう。
上下と両隣がくっついている以上、賃貸暮らしにおいては生活音がある程度聞こえるのは致し方ないことですが、マンションの構造や壁の厚さなどによっても音の響き方が違ってきます。オーナーは自身の物件がどの程度の音なら隣人や上下の部屋に響くのか、不快に感じるのか、事前に把握しておきましょう。その上で入居者には事前に注意を促すのが無難です。
万が一トラブルに発生した際は、借り手側が被害者なのか当事者なのかによっても状況は変わりますが、過剰に反応している場合には、早めに弁護士に相談するのがいいかもしれません。

【本当にあった賃貸トラブルその2】
賃貸料金に関するトラブル


こちらは借り手とオーナーとの間でしばしば起こるトラブルです。多いケースとしては退去時に返すとしていた敷金が戻らないことや、2年ないし3年といった更新年度ごとに家賃が値上がりしていくケースです。さらに、更新の際に更新料が必要だと言われて、入居の際にそのような話は出ていなかったといったこともよくあります。
この場合は、当時の契約書を見せるなどして再度確認するのがいいでしょう。もちろん、契約書に記載がないことでオーナー側が不利になることもありますので、そういったトラブルを想定して契約書を作成し、借り手としっかり認識を合わせておくことが重要です。

【本当にあった賃貸トラブルその3】
室内条件の悪化


入居した時期は夏だったので気が付かなかったけれど、冬になったら結露がひどくて押し入れや収納スペースがカビだらけになってしまった。換気が悪く、梅雨の時期には湿気でカビが発生した。などといった入居時には気づかない室内条件の悪化でトラブルになることがあります。
他にも、エアコン完備にも関わらず、入居して間もなくエアコンが壊れてしまったということもあるでしょう。
オーナーには借り手が快適な状況で暮らせるようにして部屋を貸す義務がありますので、ここは管理会社にも協力してもらい事前に対応しておきましょう。もし気が付かず入居者からクレームが入った場合は、それ以上のトラブルに発展しない様、迅速に対応することが必須です。