入居者のマナー

ゴミ問題

物件探しの条件としてまず聞くものは家賃、そして間取り、設備、駅からの距離でしょう。魅力ある賃貸物件であるためには、家賃はもちろんですが内装や設備が重要なのは間違いないです。

魅力ある物件であれば家賃が予定より多少上がったとしても契約するという例は多くあります。物件探しをしている人が家賃も予算内、設備も充実していて駅からの距離も問題ないという物件を見つけたとき次には内覧を希望します。

基本的に管理会社も入居者募集の広告に利用している外観、内装や設備などの写真はできるだけ魅力的に見せるためにきれいなものを掲載しますので、写真のイメージを持って希望者は物件を見に行くことになります。

もし、内覧の際に写真のイメージと違い、魅力を感じられない物件だとしたらどうでしょう。建物前にゴミが散乱していたり、整理されていない自転車が並んでいたりしたらどうでしょうか。部屋の中がいくらきれいでもよほど譲れない条件の魅力がない限り契約となるのは難しいでしょう。

内覧したときにきれいな状態であったとしても、必要以上にマナーに対する張り紙などがある場合も何かあるのかと想像されます。

物件が魅力的できれいな状態で保たれるかどうかは入居者が日々どのように利用するかということで大きく左右されます。部屋の中だけでなく物件の外観の維持も入居者のマナーにかかる割合も大きいのです。

自転車放置

ときどきゴミ屋敷の話題が情報番組などで取り上げられることがあります。テレビに出るような極端な事例は少ないとしても賃貸物件でもないわけではありません。

物件の価値を下げないためにも家主や管理会社は手遅れにならないようにしなければなりません。

契約時に説明することはもちろんですが、定期的な清掃や巡回、放置自転車の整理などでゴミの放置などをやりにくい環境を作らなければなりません。毎日24時間出来ることではありませんが、清掃でできるだけきれいな状態を保ち、巡回で注意すべきところを注意するなど、入居者の方がマナーを守りやすい環境をつくることも大切です。

ごみ収集日を守る方ばかりであれば収集日以外にゴミが置かれてしまう可能性は低くなりますし、外部からの放置もしづらい状況となるでしょう。

マナーを守らない人は他の人もやっているからという理由を上げる方が多いですので常にゴミがあればゴミは収集日を関係なく出されてしまいますし、実際に汚れていたり常にゴミが放置されていたりするような物件には定期的な清掃や管理会社の巡回が入っていないことが多いです。