東京の中心に位置する港区は、麻布や六本木、お台場など人気の高い街が多く、関東で住みたい街ランキングでも常に上位にランクインされる地域です。
分譲マンションも数多くありますが、いったいどのようなマンションが人気なのかその特徴について解説します。
■ステータスの高さを意識させるマンション
港区は多くの人が憧れるようなステータスがあります。
そして、この地域に住んでいる人たちの多くは平均年収が1,000万円を超え、富裕層が中心となっていますので、人気がある分譲マンションというのも、自ずとそのステータスの高さを反映するものとなっています。
いわゆる「億ション」と呼ばれるような高額なタワーマンションに人気が集中しています。
3LDKの相場は2億円を超える物件も少なくありません。
■広々と優雅に暮らせるマンション
生活にゆとりのある層が港区に集まってきますので、分譲マンションも優雅でゆとりとくつろぎのある暮らしができるものが人気です。
例えば広さは100㎡を超え、広々としたリビングと使い勝手の良いキッチンなど、全てにワンランク上のものが求められます。
さらにマンション内にはコンシェルジュやプール、フィットネスやジャグジー、ルーフガーデンなどが完備されているものが好まれるようです。
つまり、付加価値があるほど人気が高くなる傾向があるということです。
■デザイナーズマンションも人気
タワーマンションだけでなく、デザイナーズマンションも人気があります。
港区で成功している人たちの中には、こだわりの強い人が少なくありません。
そのこだわりはマンションのデザインにも反映されることが多いようです。
機能性の高さばかりを求めると、デザイン性が犠牲になってしまうことがあります。
逆にデザイン性を追求し過ぎると、機能性に不満が出てきます。
そのバランスが大切なのですが、港区で人気の分譲マンションの場合は、ややデザイン寄りに振ったほうが良いようです。
特に、結婚をしていない独身者に好まれる傾向があります。
■安心して暮らせるマンション
富裕層の多い港区では、当然のことながらセキュリティの高いマンションが好まれます。
セキュリティに手を抜くと、その1点のせいでスルーされてしまうかもしれません。
他のマンションよりも考えられる最高のセキュリティが完備されていることが重要です。
安心して暮らすことができなければ意味がありません。
安心という点では、耐震・免震構造がしっかりしていることも重要です。
国の基準を満たしているだけでなく、さらに独自の構造で安心を約束してくれるマンションは関心が高くなります。