管理会社を変更したい時は?
家主さんが管理契約を結んでいる管理会社に不満を感じる時、変えることを考える時の一番の原因は空室期間が長くなることだと思います。
空室期間が長い、入居が決まる前にまた空室になるということが続くと管理会社が努力していると分かっていても、他にも何かやれることがあるのではないか、管理会社が変われば何か変わるのかもしれないと思う家主さんは多いのではないでしょうか。
管理会社としても出来る限りの努力をし、提案をしていると思うのですが、費用や環境など努力だけではカバーできない問題も多々あります。家主さんとしてもすがるような気持ちがあるので、空室が原因で管理契約の解約の申し出を受ける管理会社は多いと思います。
インターネットで賃貸経営にも様々なネットワークができていますし、いろいろな情報を得ることが出来るようになっているので、管理会社としても情報を得ることが出来るのですが、情報を得ることが出来るのは家主さんも同じなので、となりの芝生が青くみえるということが出てくると思います。
以前は管理会社を変える時には資金面での相談などの関係で取引先の銀行の紹介などが多かったのではないかと思いますが、現在は管理会社の比較サイトなどもあり、一度に数社に問い合わせをするということも可能のようです。
便利にサイトを利用する
所有する物件は自ら住んでいる地域や近い場所ばかりではありません。
契約時には管理会社に出向き、しっかりと確認する必要はあると思いますが、何度も通うことができる家主さんばかりではないと思います。もちろん比較サイトに対応できていない管理会社もありますが、情報を集めるために最初に比較サイトを利用するのは簡単ですし参考になることが多いのではないでしょうか。
管理会社を変えるということはメリットばかりではなくデメリットもあることを理解する必要があります。管理会社のホームページなどには良いことが多く記載されていると思いますし、問い合わせに対しても良い条件などを提示されると思います。
管理契約を結んだばかりの時は管理会社も空室をなんとか必死で賃貸借契約が出来るようにすると思いますが、その後続くかどうかが大事です。居住中の契約者の契約内容に変更が出ないようにする必要もありますし、配慮も必要です。管理会社変更の際には手続きや気を配ることがたくさんあります。
良い情報だけを信じて結局は利益が減ったということにならないようにしてください。