東京北区に位置する赤羽は、埼玉県との県境に立地して隣接しているため東京にも埼玉へのアクセスも抜群のエリアです。
中には埼玉県と勘違いしている方も多い街でもあります。
都心と比べると落ち着いた雰囲気が魅力の赤羽エリアの特徴や家賃相場についてご紹介していきますので、今後の賃貸経営のご参考になさってください。
■赤羽エリアの特徴とは?
赤羽エリアは荒川を挟んで埼玉県と隣り合っていることから、東京と埼玉どちらのアクセスにも便利な立地です。
というのも、JR京浜東北線、JR埼京線、JR宇都宮線、JR高崎線、JR湘南新宿ラインといった5つもの路線が利用できます。
東京駅まで乗り換えなしで17分、さらに池袋駅まで9分、新宿駅まで16分、渋谷駅まで21分、品川駅まで30分と都内の主要駅まで乗り換えなしにて30分以内でアクセスできますので、通勤や通学そして出張などに大変便利です。
また、終電も比較的遅い時間も運行していることから、日頃から帰宅が遅い方にとっても安心できる場所となっています。
ただし、これだけ交通アクセスが優れているために、通勤ラッシュの朝と晩は駅前も電車も非常に混み合うのが特徴です。
これだけ交通網が優れているために都心へのショッピングアクセスにも優れているのですが、赤羽駅周辺であれば食料品や日用品などの供給には十分と言っても良いほどスーパーが多く点在しています。
駅直結のショッピングモール・アピレや駅西口にはファッションや雑貨なども扱っているショッピングモール、ビビオもあります。
またそのほかにも、赤羽ならではと言える商店街が複数あり、日常の買い物はすべて赤羽エリア内で済ませることができますので、買い物にまず困ることはありません。
スーパーにおいては大変便利な24時間営業スーパー・西友もありますので、帰宅時間の遅いサラリーマンにもぴったりです。
商店街はリーズナブルでありながら良質な食材などを購入できるので周辺に住まう主婦に人気です。
街の様子は、緑もあるので穏やかに暮らせる場所と言えるので、ファミリー層にもおすすめの立地です。
■居酒屋も豊富で一人暮らしにおすすめ
都内では赤羽といったら居酒屋というイメージが強い方が多いほど、リーズナブルに頂けるコスパ抜群の居酒屋が多い街です。
個人経営の店から誰もが良く知るチェーン店まで豊富なジャンルのお店がひしめき合っています。
また、「1,000円でベロベロに酔える」酒場として知られている『せんべろ』のお店が多く、はしご酒をするサラリーマンが日々見られます。
さらには昼間から営業しているお店も非常に多いために昼からはしご酒をする呑兵衛さんも良く見かけられるのです。
東口に居酒屋が集中していることから、赤羽駅の東口は少々治安が悪いという点が挙げられます。
■駅西エリアは再開発によって治安面も安心
赤羽駅西側に位置するエリアは、再開発が進んでおり、街がきれいに整備されています。
そのため、街灯も多く設けられていて、北区では年中24時間パトロールが実施されているなど防犯対策を強化されているので女性やお子様のいるファミリー層にも安全に住まえるおすすめのエリアとなっています。
■赤羽はどんな人が部屋を借りる?
東京北区は、比較的住宅街の多く点在する区であり、元々学校が多いことからファミリー層に人気で多くのファミリーが居住されています。
そのため、赤羽に物件を借りる方もファミリー層の方が比較的多くいらっしゃいますし、ファミリー向けの物件も豊富にあるのが赤羽エリアの特徴です。
北区では、子育て支援や教育にも力を入れられていることから人気も高いエリアとなっていますので、ファミリー向け物件の中でも築年数が浅めの物件であればよりニーズも高まってきます。
■赤羽エリアの家賃相場は?
それでは、赤羽エリアの家賃相場をご紹介しましょう。
赤羽エリアは1Rで7.7万円、1Kで8.4万円、1DKで9.6万円、1LDKで11.6万円、2Kで10.1万円、2DKで11.6万円、2LDKで14.2万円、3Kで12.7万円、3DKで13.9万円、3LDKで16.6万円、4Kで15.6万円、4DKで17.4万円、4LDKで21.2万円、5K以上で23.6万円です。
東口は築年数が経過した物件が多いので相場よりも低い家賃の物件もいくつかあります。
赤羽は、赤羽台や赤羽西のエリアが比較的治安面も安心のエリアですので、築年数が浅い物件であれば相場同等か相場より少々高めでもニーズがあることでしょう。
ファミリー向け物件であればなおさらです。
賃貸管理をされる際は、築年数の浅さ、セキュリティの高さ、ファミリー向けの間取りによって相場より高めにして設定されてみることをおすすめします。
一方、東口エリアなど治安面の心配なエリアや築年数が経過した物件であれば、相場同等の家賃設定にされれば借り手が見つかりやすくなるでしょう。